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住民税の督促状を無視した結果

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住民税の督促状を無視した結果

住民税を滞納したYさん
住民税を滞納したYさん

神奈川県の相模原市在住。
職業は美容師。
年齢27歳。
女。
年収350万円
1人暮らし


私は市民税を40万円滞納しました。


住民税を払えない理由

給料が低く、かつ非正規社員だったからです。

当時働いていた美容室は、地元では10店舗ほどを経営するような大きなグループ会社でした。
ただ私の身分は、正社員ではなく、契約社員でした。

給料は手取りで13万円ほど。
家賃と水道光熱費、ケイタイ代、食費などを引けば、2万円くらいしか残らないような生活です。
毎日ケチャップパスタを自炊するような、いわゆる底辺でした。

しかもグループの親会社は、福利厚生をコロコロ変えるような会社で、社会保険に入ったり、抜けたりと、かなりグレーな感じでした。
(先輩にコッソリ聞いた話だと、脱税するためだとか)

社会保険に入っている時は、給料から税金が天引きされていたので問題ありませんでした。
でも突然社会保険でなくなると、自分で健康保険や市民税を払わなければいけませんでした。

しかも異常に高い!

さらに固定給から歩合制に変えられてしまい、給料が激減して税金を払う事ができませんでした。

健康保険は、病院に行けなくなるのでカードローンで借金をして、払っていまいた。
でも市民税はどうしても払う余力が無くズルズルと・・・。

その結果、19歳で就職して27歳までの期間で約5年ほど、住民税を滞納している期間がありました。


行政からの連絡

赤色の封筒で督促の通知がきました。
住民税の督促状

ただ通知のたびに何とかヤリクリをして市民税を払っていたので、あまりしつこく督促が送られてくる事はありませんでした。

でも2年ほど支払いが滞ると、財産を差し押さえますという通知が送られてきて、本格的にヤバいと思いました。


督促状への対処法

最初は、督促状をひたすら無視していました。
借金の返済の方が大事だと思って、カードローンの返済を優先していたからです。

しかし、財産を差し押さえるという内容にはビクビクしてしまい、市役所に電話をして相談に行きました。
でも次の日には「差し押さえのために通帳が凍結した」という話を聞いて、怖くなりました。

市役所の方には、何度も「今は給料が低すぎて払えない」と相談しましたが、少しでも払ってくれとの一点張りで、仕方なく払う事を約束し、念書まで書かされました。


総括

私の滞納額は40万円でしたが、督促金なども入ると80万円ほどの返済額になっていました。
かなりの暴利です!
消費者金融以上!

カードローンでお金を借りたほうが全然良心的です。
決してぜいたくな生活をしているのではなく、食費も1日100円で生活するほど苦しい生活だったのに、相談してもどうにもなりませんでした。

借金を減らしたいからお金を頑張って稼いでいたのに、稼ぐと税金で多くとられます。
もう少し、借金をしている人間に対しては、税金の支払いをもう少し考えてくれても良いと思います。


でももし滞納してしまったら、早めに手を打ったほうが良いです。
私は先延ばししすぎて、給料を差押えられ、バカみたいに高い滞納金を取られました。


※追記
↓下の記事に「住民税の抜け道」が書かれていました。
もっと早く読んでいれば・・・。
住民税を滞納したときの対処法